コケをコケにしてはならない話

苔をコケにするべからず
 

お正月と言うことで、希望的な話を探してみた、我々の年になると、会えば、いつの間にか病気と友人の逝った話になってしまう。
 
誰それはリューマチ、誰それは膝関節症など、とめどなく出てくる、中でも深刻なのが、やはりガンの話題だった。




確か徳島大学でガンにコケが効果ありって話を遠い昔に聞いたことがあったので調べてみました。当時はガンなんて俺には関係ないという認識でしたので気にもしませんでした。
 
ありました、昭和58年、徳島大学ではなく、徳島文理大学の研究発表で 人間のガン細胞を抑制する効果が、公園や街で見かけるゼニゴケにあることが発表された。ガン細胞に効くのは、ゼニゴケに含まれる生理活性物質「マルカンキンA」で、ガンの他、ネズミのリンパ性白血病にも抑制効果が現れたという。

画像:ゼニゴケ・ハネゴケ・ホソバミズゼニゴケ・オオカサゴケ

 



コケは、地球上のあらゆる植物の中でも最も下等な部類に分類されています。そんな下等なコケだが、どうしてどうして、難病治療に役立つコケもあるのだ。
 例えば、ハネゴケやホソバミズゼニゴケなどに含まれる「ブラジオキリンA」という物質は魚毒や住血吸虫症に有効らしいし、また、オオカサゴケは煎じて飲むと心臓病にも有効らしい。

 





◇徳島文理大薬学部・浅川義範教授
コケ植物の成分を、薬として医学利用する研究をしている徳島文理大薬学部、浅川義範教授(73)。これまで調べたコケは1000種以上で、その中から、がん細胞やインフルエンザウイルスを抑制する天然化合物を見つけ出した。欧州では既に利用され、中国でも臨床研究が進んでいるという。「日本でごく普通に生えている足元のコケに、実は驚くような成分が含まれている」と話す。
 
コケの研究者は世界に数少ない。そのほとんどがコケの種類や分布を調べる研究者で、成分を調べる研究は、更に珍しい。徳島大、広島大大学院で学んでいた頃は、根や茎がある植物を研究していた。コケに興味を持ち始めたのは、仏ルイ・パスツール大(現ストラスブール大)に研究員として勤めていた30代前半だ(以下省略)。(引用:毎日新聞 2014年11月11日)

 

 

 
 
 

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