午後の回想=朝シャン

 
うさんくさい天気だが、室温は高く夏日であった。
 


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ムシムシするので掃除を兼ねてシャワーを浴びたい思い浴室の掃除を始める。
お風呂用洗剤をスポンジたわしにつけて、浴槽内の油落としを丁寧に行う。洗面器、椅子、タイルなどもシャワーで洗い流す。
 
 

一通り終わったので、裸になりシャワーを浴びる。
この時は44度までシャワーの温度を上げる。熱いと思うかもしれないが、我が家はこれで普通なのである。
洗っている最中に飼い猫のミーが来たのが折戸の曇プラ越しに見える。シャワーを浴槽内に向けて、ドアを開ける

ミーも少し様子を伺ってからゆっくり入ってくる。洗面器からあふれ出ているお湯を飲むのであるが犬と違って飲むのが遅い。本当に遅いのである、浴槽の横の洗い場に私、私の足元にミーの順なので、シャワーが使えないのである。
 
お湯を飲み終えたら、ゆっくりとお風呂から出て行き、マットの上で、足を上げブルブルっと前足から1本づつ震わせて水気を切る。後ろ足にいたっては、後足(あとあし)で砂をかける様に足を上げてブルブルブルっと交互に足を振って去っていく。
 
ミーが出ると、洗いもラストスパート、糸瓜の繊維状に編んだタオル(名前がわからない)に石鹸をつけ身体全体をこする。背中がかゆい時もこれで一発。
 
風呂と身体の洗いが終わったら、最後に洗い場の石鹸カスを残さないように洗い流して、窓をけておしまい。時計を見ると12時まわっていた。おおっ! 帰ってくるな、着替えを持って2階へ。

 

――ご飯食べた~?          
いやぁ、食べてない! 
――ありもんで、冷茶漬けでもすれば~?
ああっ、それでいいや!
いや~今日は暑かった~!本当に疲れたよ!
帰って、水道をひねったらお湯になって出てきたよ!本当に暑いんだね!

「・・・・・・・・・・・・・・!」
ご飯をゆっくり噛む。
ナスの漬物がおいしい、
キュウリはちょっと生っぽい
蜆の佃煮はこんなもの
塩辛は何とも言えず茶漬けと相性がいい。
なんとかごはん一杯食べて二階へ。

 

古い我が家の台所は、給水とお湯の混合水洗だったんだが、浄水器を取り付けるのに、給水側に分岐水洗を付け、浄水された水が台所へ、もうひとつのお湯口に通常の単バルブをつけて、お湯と水が使えるように配管している。
 

解りやすく言うと、給湯器を通った水は温められて、お風呂、台所へと貯まるのである。すなわち、風呂でお湯を使うと台所もお湯がまわる。水だけを使いたい時は、給湯器のスイッチを切ればよい。という配管にしているのである。

 
女房が帰ってきて台所の蛇口を捻ってお湯がでたのは、私が直前までシャワーを使っていたからなのであって、外気で温められてお湯になったわけではないのである。だけど、そういう日もある訳だから、私は何も言わなかったのである。

 #c0dcc0

そうだ、アイス買ってきてよ?
――「・・・・・・・・」?あれ~?
  
もう出かけていないや、
今、飯が終わったばっかなのに?
洋裁になると、早い事、早い事。

 
 


仕方がないので、ズボンに履き替えて近くのお店でアイスを買う。
最中がなかったので、バニラバー300円10本入りを買った。
私は、バニラアイスかバニラを包んだ最中のシンプルな味が好きなのである。
チョコで包んだりしたのは胸焼けするのである。
 
女房は、

あのチョコがいいんじゃん、おいしいのに、あの味が駄目だって?もったいない!

などと悪態をついている。


いいんだ、いいんだ! Going my way である。

 

アイスと言えば、昭和37年の冬に赤痢で入院した、「怖~い隔離病棟」がよみがえる。
今の便秘の事を考えると、あの、入院したときが便秘だったら、夜中にトイレに行く恐怖はなかったと思う。ここんとこ、1週間から10日に一回のお通じですから、2階のトイレットペーパーの減らない事、減らない事。

 
こんな、行きあたらばったりの掴みどころのない隠居生活がつづくのだろう
 

ブロトピ:遠き昭和の思い出回廊

今日の元気の灯