原発と原爆の違いは何?

ここでは政治や宗教に関しては扱わないが、今、世界を騒がせている北朝鮮の核について、考えてみよう。
原発反対運動や横須賀の原潜入港反対など、原発に対する市民運動もあります。
何となく、原発(原子力発電)と原爆(原子力爆弾)がイコールで扱われているイメージが感じられる、
何が何でも原子力~~は反対・・・・何が安全なのかは別問題として、原発と原爆の違いを見てみよう。

まず、原子爆弾を作るにはウラン235を93%以上含み、それを40キロくらい集める必要がある

ところが、ウラン235は天然ウランに0.7%しか含まれていないため、相当の作業になる。

 

一方、原子力発電の場合は我が国の軽水炉は、ウラン235を3%位に濃縮したものを使っている、

これを、いくら集めても原爆にはならない、この点では心配無用というところだろう、

この様に、核分裂をするウラン235の濃縮度の違いがあり、原発のウランを原爆に転用するのは無理なのである。

 

 

 

これが 原子力発電 と 原子力爆弾 の大きな違いである。

アインシュタインも「原爆は重すぎて、船でなくては運べない・・」と思っていた様で、1939年8月のルーズベルト大統領に宛てた原爆製造の進言!!の中に書かれている

 

 

さて、では原発は手放しで原爆にならない、と言い切れるかと言うと、それが怪しい

我が国の原発では、ウラン235を約3%に濃縮したものを使う

核分裂するウラン235は天然の1%にも充たない、そこで、このウラン235の比率を高める技術が必要なのです。

この濃縮技術は大変難しく、遠心分離法の技術開発を各国が極秘で進めているほどである

 

 

 

ウランの濃縮度を高める技術は、原爆への転用が可能になる危険な技術なのですさらに、

 

使用済み核燃料から再処理で分離されるプルトニウム239も原爆になる

 

とくに、純粋なプルトニウム239が得られるわけだから、すぐに原爆転用可能と言える、

 

そこで国際原子力機関(IAEA)が核不拡散条約の補償措置協定により

国際査察がおこなわれ、我が国にも常時監視員がきているのである。

 

 

ウラン濃縮とは=濃縮事業⇒日本原燃より=

天然ウランの中には、中性子をぶつけると核分裂し膨大な熱エネルギーを放出するウラン235と核分裂しにくいウラン238があります天然ウラン鉱石のウラン235含有率はわずか0.7%程度しかなく、このままでは原子力発電(軽水炉)の燃料として使用することはできせん。原子力発電所で使用するために、これを3~5%にまで濃縮する必要があります。これをウラン濃縮といいます。

どんな技術でも、人間が扱う以上間違いが起こる事を前提にした対応が必要だと思う、事故に「想定外でした」なんて言葉は存在しません。

今日の元気の灯