大腸内視鏡手術の手順!

 
 

▼ 目 次

  1. 大腸内視鏡検査
  2. いよいよ入院
  3. 手術当日
  4. 手術翌日
  5. 無事に退院
  6.  
     
    大腸内視鏡検査!
     



     
    毎年、市から送られてくる、高齢者向の検便検査で2回とも陽性反応が出た。

    医師
    2回とも陽性がでたね、検査したほうがいいね

    zii
    いや~ぁ、痔だから大丈夫ですよ

     

    もし、痔の下に隠れていたらどうするの? 痔だったら痔と言う事で安心できるじゃない
     
    ――まあ~そりゃあそうだけどね・・
     
    ―今から予約入れるから、いつでもいいんだったよね?
    それとも、希望ある?
     
    ――いや~ いつでもいいですよ
     
     
    とその場で、大腸内視鏡検査の予約を入れられてしまった。
     

     
    そして、おめでとう入院手術でぇ~~~す!
     
    検査の結果、3つほど大きなポリープが見つかりました。
    ほっておくと癌化する可能性があるとの事で、入院で切除することになった。入院は3日間らしい
     
    zii
    検査の時に、せっかく大腸を洗浄したんだから、一緒に取ってくれれば良かったのに?
    と、素人は思ってしまう。
     
    まあ、入院要綱の書類をみると 穿孔などの不慮の事故に対する承諾書も必要なので、検査の段階で承諾書もなく取るわけにも行かないのだろう。
     
    また、あの洗浄をおこなうのかと思うと気が重い、
    ここまで来たら、今更止めますって訳にもいかないだろうから、諦めて、仕方なく、入院の心得を読んで準備品を揃える
     
     
     
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    いよいよ入院!
     
    受付で入院手続きをして、入院階のナースセンターにいく。
    受付で貰った書類を渡して体重、身長を測定して4人用の大部屋へ
    行く,窓側が2つ空いていて、その一つに案内された。

    ベッド周りの説明とセッティング、今後の流れの説明を受ける。

     
    そして、病歴などの記入で、ナースとの聞き取り問答となった。
     
    過去の病歴、手術歴、現在の病歴と症状、現在服用している薬、
    過去に服用したことのある薬、薬によって起こった副作用、アレ
    ルギー、普段の心拍数、通常の血圧、血液さらさらの薬の服用の
    有無、その他喘息などの疾患の有無、タバコは喫煙期間や本数/1
    日、アルコールの摂取と量などなどである。これらを思い出しな
    がら書いていく、緊急連絡先の連絡先は必須項目にあった。
     
    入院前に書いてきてください、とでも言われれば、調べて正確に
    書けるんだが・・・、
     
     
    最後に手術の承諾書に記名押印して提出しておしまい。
     
     
    そうそう、認識用の拘束?バンドを腕に固定された時、ああ入院し
    たんだ、とフッと寂しくなった。
     

     
    そして、昼食
    昼食後、体温、血圧測定、入浴、採血
     
    そして夕食
    明日が手術なので、夜9時以降は何も食べられない。
     
    夜の消灯の前にナースの指示で下剤2本を飲む。
     
         消灯! みなさんお休みなさい
     

     
     
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    手術当日!
     
    朝6時起床、
    下剤の腸管洗浄剤ムーベン内用剤2リットルを2時間かけて飲む作業に入る。
    同時に血液採取された。
     
    ムーベンを、1.5リットル飲んだ所で規定の色になっているので、トイレよりナースコールを入れて排泄を確認してもらう。
     
    天使からOKがでた。ほっとした。
     

    全部飲みました?

    あと0.5リットル位残ってるかな、なんで?

    それ、必要量なんで全部飲みきってくださいね。

     と悪魔の声が・・
    10時になって手術着に着替え、点滴ソリターT3号輸液を打つ。
    この点滴の針が刺さらない。
     
     
    とりあえず、チクリ
    あれっ? 血がこないねぇ

     
    ――一回抜きますね(ナース)
     



     
    ――はい
    ――もう一回いきますから(ナース)
    ――どうぞ、
    ――はいチクっとしますよ、大丈夫かなぁ?(ナース)
    ――ちょっと点滴落としてみますね。(ナース)
    ――落ちない?また抜きますね。(ナース)
     
    何度か場所を変えて挑戦、結局、専門の人を呼んでくるから、ちょっと時間をください。とナースが消えた。
     
    5~6分位して別のナースがきて、二の腕にあっさり刺して点滴を落としていった。実は、後で、これがまともに刺さってなかったことが処置室でわかったのである。
     
     
     
    なんだかんだで午後1時になったのでナースから渡された使い捨ての紙パンツに履き替えた。
     
    入院の所持品にパンツを持ってくること、とあったので、新しく購入して用意したが、前回の内視鏡検査のとき、
    パンツを履いていいですよ、とナースに指示されて自分で履いたのを思い出した
    ニューパンツ温存して、今脱いだパンツをもっていくことにした。

     

    2時過ぎにやっとお呼びがかかった。付き添いのパートの人と一緒にエレベーターで2階治療室へ。
     
     
    良く見ると、私の座っている正面が第二治療室、その右隣、処置室に入ってきた入り口正面が第一治療室、左が一番奥が第三治療室であった。一番、三番はいずれも治療中だった。
     
     
    スツールには私と高齢の女性がいた。この女性が二番の治療室から呼ばれて入っていった。
    もう私一人しか待っていない。次は私だと心の準備を始める。
     
     
    ポリープはS字結腸だから大丈夫だよ、入り口からすぐだから痛くないよ

     
    と言った武藤先生の言葉を信じて待つ。これが裏切られようとは・・・
     
     
    第二治療室の女性の治療?が始ったようだ、観ると1間半(約2.7m)の間口にカーテンだけである。しかも下50cm位あいている。そこから、ナースのせわしそうに動く足が見える。
     
    イタイイタイ、あっイタイ、なんだこの痛さは、イタタタタタァ。と女性の悲痛な叫び声
     
    ・・・・前回の痛みがよみがえる。・・・・
     
    そうしている内に、第一治療室から年配の男性の肩にもたれかけながら術着の前をだらしなくはだけ、前を覆った若い男性がうなだれ、疲れ切ったように出てきた。
     
    ・・・・いよいよだ・・・・!
     
     
    ―――ziiさ~ん、・・・呼ばれた!・・・
    ――ハ~い、怖さを隠して元気に答える
     
    ――こちらを頭にして、横になって、向こうを向いて待っていてください。(ナース)
     



     
    ――術着を上に上げるので腰を浮かしてください。(ナース)
     
    立て続けにナースからの指示、こちらは言われて通りに従う、これで下半身は青い紙パンツのみである。
     
    ――お尻をもっと突き出してひざを上げてください。(ナース)
     

     
    ――それでは、今から頭がぼんやりする薬を打ちますからね。(ナース)

    ――は~い。やったー、これで胃の内視鏡の様に寝ている間にすべてが終るんだと安心した

    ・・・・腕が痛い、この注射はやけに痛いなあ、と思っていたら。・・・

    ――先生入りません(ナース)
    ――まわりに出てるよ。ちょっとこれ取っちゃって。(先生)
     
    ――ああ、動かないでね、位置が高いから、落ちたら大変だからじっとしててね。(ナース)
    ――点滴入ってないな、刺し替えよう(先生)
    ナースたちがあっちこっちを探している
     
    ――ああ、ここでいい、ここでいこう(先生)
    ――よし、これでいい、ここの処理やって(先生)
    ――はい(ナース)
     
    病室で二の腕に刺した点滴がまともに刺さってなくて、先生が手の甲に打ち直してくれ、ナースが固定の処置をして、再開。
     
    ――先生、〇〇〇が半分なんですけどどうします。
    ――半分か!よし、一本入れよう。
    ――じゃあ一本追加しますね。
     
    ここから順調に治療が始った。
    武藤先生の言葉が嘘だったと言うか、私も位置は図説してもらっていたので嘘ではないんだろうがお腹が痛い。
    なんせ痛い。強い押すような痛みが動いたり、回ったりする、結構長い時間だったような気がする。
     

    先生
    はい終わりでーす

    ・・・この響きのなんと心地よい事か、あの痛みがもう起こらない事を意味しているのである・・・
     
    ――パンツ脱がすので腰を上げてください(ナース)
    ・・・パンツが降ろされて術衣が掛けられるはずだが、そのまま野ざらしであった。
     
    あれっと思ったら、
    ――パンツ履きますから足をあげて、今度はお尻をあげて、(ナース)
    と指示がでて、私が持ってきたパンツをナースが履かせてくれたのだ。
     
    この時点で病棟の担当ナースも含めて若いナースが6人ぐらいいた。
     
    私は治療台で上向きのままで起きることなく、4~5人のナースたちの手で、手際よくストレッチャーに移された。
     
    後はパートさんと病棟ナースで5階まで運ばれたのである。最後はナースとパートの2人で私をベッドに移してくれた。
     
    今日はトイレと洗面まで動いて良いから、最初トイレに行きたくなったらナースコールしてください。最初だけ一緒に行きますからといわれて、30分後位にナースコールして同行してもらった。

    ――問題はないようですね、とクリアー
     
    と言うわけで、疲れて<2日目の就寝>
     
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    手術翌日!
     
    <入院3日目>——昨日は薬のせいか、ウトウトが続いていた。
    朝、おはようございますと入ってきたナースの声で目が覚めた。

    ――お腹の具合は大丈夫ですか?

    ――なんともないですよ

    ――お腹が張ったり、痛かったりしませんか?

    ――ガスがたまるってこと?

    ――ちょっとお腹を触らせてください。

    私なりに、お腹に負担をかけないように、咳もゴホンゴホンとはせずに、控えめにコホッンコホッンと気を使っているつもりだが、何の足しになっているのかは判然としない。
     
    お腹は痛くはないが違和感的なグゥとくる部分があることは事実だが普段もあったような気もしている。今までの2度の開腹手術の経験が知識として全く生かされていない。
     
    ――夜中に来たのは覚えていますか?
     
    zyunkai
     
    ――ええ、幽霊のごとく私の手や身体を触っていきましたねぇ、覚えていますよ。
     
    ――あれ私なんです。
    ――ああ、そうなんですか、何度も大変ですね。
     
    そうなんですよ、夜中に3回も4回も様子を見にきてくれていたんです。
    ハンドライトを照らしながら入ってくるんですね。入って来た時はわからないんですが、豆ライトの輪がが天井を移動したり、顔に当たったり、でわかるんですよ。
     
    ――それじゃ体温と血圧を測ります。
    ――体温36度3分、血圧142の80、問題なさそうなのでお昼から食事が出ますから、
    ―― は~い、
     
    採血もきたが、例のごとく見つからない。

    ――ここでいいですよ血管浮いてるし、
    と手首の内側を示すと、
    ――そこは痛いところですから

    ――昨日から痛い思いしかしていませんからいいですよ。

    ――そうですか~、助かります。

    ――それじゃ、痛いですよプスリ

    採血終了。
    ――助かりました、痛いところをすみません、

     
    と言って去っていった。針を刺す時に「いたいですよ~」はないなと思ったんだが、ナースの心の痛みだったんでしょう、私の血管がもっと浮いてくれれば問題ないんだろうが—-。
     
    最後は胸部X線検査をしますので一緒に来てください。と同年代くらいの女性がきた。どうも、これが本当の最後の検査らしい。
     
    <昼食が来た>
     
    syokuzi
     
    ソバがメインで後のおかずやくだもの(缶詰)は、スプーンで食す状態にまで刻んでいた。
     
    午後、担当医がきた。
    ――症状も問題なさそうなので、明日退院と言うことに決定します。
    ――ありがとうございます
    ――ポリープは全部で4つ取りました。病理検査にまわしていますので、結果は武藤先生の所へお渡ししておきますので、一週間後くらいに行って聞いてください。
    ――わかりました
    ――それから、もし、お腹が張ってきたり、大量の血便が出たら、すぐに連絡するか救急車をんでくださいね。
    ――わかりました。ないことを願ってます、ありがとうございました。
     
    <このベッドも今日でお別れ――就寝>
     

     
     
    退院当日!
     
    入院生活4日目(退院はやっぱうれしい)
     
    朝、目が覚め、ナースの体温、血圧測定、そして退院手続きの説明、朝食を取って、荷物を片付け、同室の人に挨拶し、ナースセンターにお礼に行き、一階で清算(54130円)して、迎えの車に乗って帰宅した。
     
    —-何かの参考になればと体験を詳細に綴ってみました。——–
     
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