宇宙大発電所計画

太陽光発電

ソーラー発電は聞いたことがあると思います。
太陽光を太陽電池に集めて、それを電力に変換する発電方式である。
再生可能エネルギーである太陽エネルギーの利用方法の1つである。
 
 


太陽光発電で売電を行うには、それなりの広さと設備が必要であり、どうしても町中を外れた郊外に設置する場合が多く、管理が届かなく、盗難に悩まされている売電企業も多いそうです。
 

 
この太陽光発電は各国で行われているが、大きく二つの弱点がみられるという。
 
ひとつは、昼間しかできない事。
ひとつは、太陽光が大気を通過する間に30%もロスをする事だという。
 
 
そこで持ち上がったのが宇宙に大発電所をつくってはどうだろう、という
宇宙大発電所計画である。
 
これだと、昼夜の区別もないし、大気圏内のロスもなくなるから、その効率は大気圏内の太陽光発電に比べ4倍にもなるという。
 
 
1980年、米航空宇宙局(NASA)と米エネルギー省(DOE)は、この宇宙大発電所構想を発表した。
マンハッタン島の半分くらいの受講パネルを持った衛星を静止軌道上に60個打ち上げて6000万キロワットの発電をしようという。
発電した電気を極超短波にして地上に送り、再び電気に変えて使おうという訳。
 
実は、現実はとうてい実現性がない、夢物語と手厳しい
 
 
 
ところで日本ではどうなっているんでしょう。
 
宇宙空間に巨大な太陽電池とマイクロ波送電アンテナを配置し、太陽光エネルギーを電気に変換した後にマイクロ波に変換して地球上に設置した受電アンテナ(レクテナと呼ばれます。)へ送電、地上で電力に再変換し、エネルギー源として用いる構想です。
 

 
究極的には化石燃料に頼らない社会を構築可能なアイデアとして提唱されました。アポロ計画が推進されていた時代で、大規模宇宙構造物を有人で建設する方法が検討されました。また、その数年後には第1次オイルショックが発生したこともあり、このアイデアは社会から注目を集めました。
 
 その後、米国、欧州では様々なタイプのSSPSコンセプトがまとめられましたが、最近においては、日本以外の各国は、財政上の問題や政策上の方針などにより、国としての継続的な研究は行っていないという状況にあります。
 


宇宙基本計画
宇宙基本計画(平成27年1月9日宇宙開発戦略本部決定)では、
(2)具体的取組
②個別プロジェクトを支える産業基盤・科学技術基盤の強化策
iii)将来の宇宙利用の拡大を見据えた取組
の箇所において、
 
『エネルギー、気候変動、環境等の人類が直面する地球規模課題の解決の可能性を秘めた「宇宙太陽光発電」を始め、宇宙の潜在力を活用して地上の生活を豊かにし、活力ある未来の創造につながる取組や、太陽活動等の観測並びにそれに起因する宇宙環境変動が我が国の人工衛星等に及ぼす影響及びその対処方策等に関する研究を推進する。』
 
と記されています。
 
内閣府宇宙戦略室 宇宙基本計画


 
 

 

 

 

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