幽霊粒子ニュートリノ

私たちの頃は、大宇宙ってミステリーがいっぱい!
夢膨らむ宇宙だったんです

宇宙は現在膨張し続けているが、さかえるものも、いつかは滅びる、に従えば宇宙もいつかは縮小しはじめるのではないか?

古くからこんなことがいわれていたが、本当の所は物理学者にもわかっていない。

しかし、ここにひとつの糸口がある。ニュートリノと呼ばれる幽霊粒子である

ニュートリノは宇宙平均で一立方センチあたり400個もある
陽子や中性子が平均して0.14個しかないことと比べるとけた違いに多い。したがって、ニュートリノに質量があれば全宇宙の合計質量は
今考えられているよりはるかに大きくなる。

だから、ニュートリノに質量があるならば全宇宙の質量による重力はきわめて大きくなり、その結果いつの日か宇宙が限りなく膨張しようとする力を打ち破って収縮に転じることになるわけだ。

残念ながら、ニュートリノに質量があるかどうかは不明だが地球上に常時一平方センチあたり100億個近く降り注ぎ、あらゆるものを高速で貫通していることが知られている

これが私たちの時代の幽霊粒子ニュートリノの位置づけだったのである。

すなわち、イタリア語で「小さな中性のもの」といった意味のニュートリノの秘密が解けたとき、新たな宇宙論が展開されるだろう。
そんな大きな役割をになう小さな小さな幽霊粒子が宇宙の行方を握っているのだ。

f:id:kotosanagi:20151007070926j:plain
カシオペア座Aの超新星残骸(提供:NASA/CXC/UMass Amherst/M.D.Stage et al.)

質量発見ノーベル物理学賞
2015年10月6日、東京大宇宙線研究所長の梶田隆章さんが、ノーベル物理学賞を受賞しました。受賞の決め手なったのは、1998年に「ニュートリノ」に質量があることを実証したこと。です。

 

光速より速いとされた実験結果とその撤回==:Wikipedia:==

人工ニュートリノ1万6000個を、ジュネーブのCERNから約730km離れたグラン・サッソのイタリア国立物理学研究所研究施設に飛ばしたところ、2.43ミリ秒後に到着し、光速より60.7ナノ秒(1億分の6秒、ナノは10億分の1)速いことが計測された。1万5000回の実験ほとんどで同じ結果が示された[13][14]。この発表は「質量を持つ物質は光速を超えない」とするアインシュタインの特殊相対性理論に反するため世界的な論争を呼んだ。光より速い物質が存在しないのは、粒子を光速にまで加速するためには無限のエネルギーが必要だということが理由だが、もしこの実験結果が本当だった場合、このニュートリノはエネルギーを必要としない何らかの相転移で超光速になってまた戻ったとする仮説なども考えられた。

その後、ニュートリノの到着側で地上と地下の時計をつなぐ光ケーブルの接続不良やニュートリノ検出器の精度が不十分だった可能性が見つかったため、2012年5月、実験不備を解消した上で再実験を行った。結果、ニュートリノと光の速さに明確な差は出ず実験結果を修正、6月8日にニュートリノ・宇宙物理国際会議で「超光速」の当初報告の正式撤回を発表した

読者のコメント