飛行機飛んだ!カバーが落ちた!


関西空港を飛び立った飛行機から、カバーが落ちて信号待ちの車に当たったという、人に被害はなかったらしいが、一歩間違えればとんでもないことになったかもしれない。
 
 
私の地区は厚木基地が近く、艦載機が訓練で飛んでいるので、この出来事を孫に説明して、飛行機が上を飛んだら気をつけよう、って話をしていたら、
なんであんな大きい飛行機が空を飛ぶの? と来たもんだ。
 

 
 
まさか5歳の子供に「ベルヌーイの法則」はないだろう・・・
 
しかし、難しくても適当な返事をするのは、間違っていると思っているので、一応の説明はしようと思ったのである。
 
 
飛行機には大きな翼があって、その翼の形は、翼の下の方は直線で翼の上の方は膨らんだようになっている。
 
前から来た風が、翼に当たって翼の上を通る風と翼の下を通る風に分かれて、翼の後ろで、分かれた2つの流れが、また合流する。
 

 
この2つの風は同じ時間をかけて翼を通過するので、上の風は、下の風より膨らんでいる分、合流するまでに長い距離を進んだことになるんだね。
 
同じ時間で通過するには距離の長い上の風が、下の風よりも早く流れることになる。
 



 
翼の上の早い流れの方からの下に向かう圧力は小さくて、翼の下の遅い流れの方からの上に向かう圧力は大きくなる(ベルヌーイの法則)
 
この事によって、翼には上に浮く力(浮揚力)が働き、浮く力が下に向かう力(重力)を超えた時に機体は空中に浮かぶことが出来るんだよ。 すごいねー
 
 
気がついたら、車を自宅に駐車して、ドアも開けずに2人で話をしていたのである。
 
この車と同じように、エンジンで飛ぶんじゃないの?
 
違う違う、エンジンは飛行機を前に動かして、風を翼に当てるためにあるんだよ。
 
前に、「竹とんぼ」を飛ばしたじゃない、あの竹とんぼの上面を削っているのも同じ理屈なんだよ。
 
冷や汗たらたらである。
 
 

 
 
我が家の婆さんが、二人がなかなか車から降りてこないので心配して出てきて、怪訝そうな顔でこちらを見ている。
 
 



 

 
 

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